輪バネ
輪バネは、円すい面を持った内輪と外輪を交互に組み合わせ重ねたものの事を言います。
従来のバネは曲げかねじりの応力を利用するのと違い、圧縮荷重をかけると円すい面ですべりが
生じ、内輪は圧縮され外輪は拡張されますので、他のバネより材料単位体積あたりに蓄えられる
エネルギーは非常に大きくバネとしては、最も効率が良いバネと言えます。輪バネは埃と湿気の
影響を受けないように輪バネ保護ケースを使用する場合もあります。また、内輪・外輪の接触面は
面租度が重要とされ高い製作技術が必要とされています。完全な輪バネほど摩擦力が大きく、グ
リースが必要とされますのでご注意下さい。
使用用途について
主に、製鉄所関連・建設機械・油圧装置・免震・耐震・ブレーキ等。
あらゆる場所に弊社製品は使用されております。